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遠山の御射山祭りと水窪の盆踊りに行ってきました

こんにちは、スタッフの猪蔵です。
8月23日(土)、遠山の御射山祭りと水窪の盆踊りをはしごしてきました。

御射山祭り

御射山祭りは南信濃の和田諏訪神社の祭礼で、煙火大会が名物です。
夕方に南信濃の和田商店街に入ると、通りは万国旗で飾られてお祭りムード一色でした。

午後5時頃になると、園児、小学生、中学生によるそれぞれの御輿がやってきて、元気よく旧道を練り歩いていました。

 

 

水窪の盆踊り

子ども御輿の行列を見送ってから、ヒョー越峠を越えて水窪へ。
午後6時半から門前商店街通りを会場に、「第1回みさくぼの手踊り」が始まりました。遠山郷と奥山郷の連携を進める「山大国」の水窪支部の主催で、今年初めて開催することになったそうです。

遠山も水窪も「せしょう」「のーさ」といった共通の盆踊りが伝承されてきましたが、ともにいつしか行われなくなっていました。
遠山では2023年から「和田宿にぎやかし隊」が主催して9月に盆踊りイベントを復活させました(今年は9月14日に開催予定)。
これに刺激を受け、水窪でも今年から盆踊りを復活させる試みがスタートしたというわけです。

 

「のーさ」の踊り方を描いた絵が残されています

日が沈んで「せしょう」踊りが始まりました

少しずつ踊りの輪が広がりました

今回踊られたのは、「せしょう」と「水窪音頭」。せしょうは草木や西浦など水窪町内に残されていた映像記録やお年寄りの記憶をもとに復元したとのこと。
一方の水窪音頭は昭和期に作られ、地元の体育祭などで現在も踊られているおなじみの踊りです。

生歌で「せしょう」の音頭を取る

「水窪音頭」

 

「せしょう」と「のーさ」はそれぞれ唄の掛け声に由来し、どちらも七七七五の唄に合わせて踊ります。
「のーさ」の復元は遠山でもまだ行われておらず、今回の水窪の盆踊りでも曲の録音が流されただけでしたが、所作を覚えているというお年寄りが実演して見せる一幕もあり、近いうちに復活できそうな雰囲気を感じました。

イベントには約120人が集まり、浴衣姿の皆さんも多く雰囲気抜群。
猪蔵も所作を教わって「せしょう」の踊りの輪に加わらせていただきました。

踊りの復活に取り組み、今回のイベントを主催した鈴木清孝さん(丸正鈴木呉服店)は、「練習を兼ねて集まろう、くらいのつもりで企画しましたが、こんなに多くの皆さんに集まっていただけてうれしいですね。今後はのーさの復活にも取り組んでいきたいです」
と話してくれました。

 

再び御射山祭りへ

午後8時頃、会場をおいとまして遠山に戻りました。
峠道を下ると山の稜線の向こうに花火が上がっているのが見えました。
道の駅遠山郷の駐車場に着いた頃には煙火大会がちょうど終わる寸前で、最後のスターマインと太白星を堤防から眺めることができました。

 

スターマイン

大会の最後を飾る太白星

遠山も奥山も、秋の気配が少しずつ近づいているようです。

投稿日:   カテゴリ: 國境こぼれ話, ▽ブログ  タグ: , , , , ,   投稿者: 猪蔵

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