第2回遠山郷・奥山郷「山大国」交流会が開かれました
こんにちは、猪蔵です。
2025年6月29日(日)に、第2回「遠山郷・奥山郷「山大国(やまたいこく)」交流会」が水窪町を会場に行われました。信州側(遠山郷)と遠州側(奥山郷)合わせて55人が参加し、高根城址探訪や交流昼食会を楽しみ、親睦を深めました。
交流会は昨年6月に南信濃自治振興センターで開催した第1回に続くもので、今回は水窪の皆さんがホストとなり、我々遠山の面々はヒョー越峠をマイクロバスで越えてお邪魔しました。
- 水窪総合体育館に到着
- 会場に掲示された過去の新聞記事
- 開会式
- 司会は「足軽」姿の神川靖子さんとスズキヤの若旦那
- 水窪弁ラジオ体操
水窪総合体育館で開式セレモニーを行い、「水窪弁ラジオ体操」で身体をほぐした後、高根城址に登りました。
いただいたパンフレットによると、この山城は地元の領主奥山氏が15世紀後半に築いたもので、遠州の支配が今川氏から武田氏に移ると同時に高根城も大きく改修されたとのこと。そして徳川家康によって武田軍が遠州から排除されると同時にこの城も廃城になりました。
私たちが城の本丸に着くと、手に手に鍬や鎌を持った奥山氏の「足軽」の皆さんが「罠にかかったな、遠山の衆め!」と登場。
私たち遠山勢はあわや袋のネズミ、一網打尽のピンチに陥りましたが、「遠山の温泉が10月に再オープンするらしいから許してやろう」ということで「和睦」が成立しました。
- 「罠にかかったな、遠山衆め!」
- 「わしらもかぐらの湯に入りたいから許してやろう!」
奥山衆にとってこうした仮装やお芝居はお手の物で、毎年9月の「みさくぼ祭」ではもっと力の入った仮装やパフォーマンスが行われるそうです。見てみたい!
井楼櫓(物見櫓)に登り、地元ボランティアガイドの方の解説を聞きながら、快晴の水窪盆地の絶景を楽しむことができました。
体育館に戻ってからは、水窪町の雑穀料理の名店「つぶ食(しょく)いしもと」のお弁当をいただきながらの昼食会。お酒も入り、BEGINの名曲「島人(しまんちゅ)ぬ宝」の歌詞の一部をアレンジした「山大国人(やまんちゅ)ぬ宝」を皆で歌い踊りました。
遠山衆はお礼として、和田諏訪神社の御柱祭で歌う木遣り唄を披露。「この繋がりを大切にこれからも県を越えての交流を」「どうか皆様おねがーいだ、遠山郷にも遊びに来てね!」と歌ってお礼の気持ちを表しました。
前回にも劣らない盛り上がりを見せ、今後も強く連携していくことを約束しあった今回の交流会。最後は恒例(?)の人間アーチでお見送りしていただきました。
- お礼の木遣り唄
- 締めの水窪流「火の用心」
- 人間アーチでお見送り
とても楽しいひとときでした。水窪の皆さん、本当にありがとうございました!