「お肉のよもやま話」料理で再発見!お肉の魅力、おいしい秘密 2025年10月号
週刊いな「お肉のよもやま話」2025.10月掲載。
今回は、温泉とお肉

施設内の温泉施設かぐらの湯は2020年の源泉ポンプの落下事故や、
豪雨災害による送湯管が通る中橋の損壊で休館しとったもんで、約5年ぶりの営業再開だ。
今年はなんだか復活とか再生とか節目とか、そんな言葉をよく聞くし、実感もする。
2025年は「戦後80年」。太平洋戦争終結から80年。
この節目に、戦前からの歴史の変動や復興、
そして未来へ向けた平和の意義を振り返る動きが様々な形で展開されてとる気がする。
さらに「昭和100年」。昭和元年(1926年)から起算して100年。
昭和の時代は、未曽有の激動と変革、苦難と復興の時代だったと思う。
政府は2026年に「昭和100年記念式典」を開催するみたい。
「激動と復興の昭和を顧み、新たな平和と繁栄の出発点に」ってことらしい。
グランドオープンの催しとして、我が和田諏訪神社保存会は、霜月祭りの舞を奉納した。
オラは引退しちゃったけど、保存会最年少のウチの坊主がそのお務めを果たしたに。
太陽の光が弱まってあらゆる生命の力が衰えるとされる旧暦の霜月に、
神々を招いて湯を献じ、魂の再生を祈る。
人も自然界もすべてが生まれ清まることを願う舞だから、
復活再生のかぐらの湯のオープニングにふさわしかったと思う。

(画像は、長野県公式観光サイトより)
山の肉屋としては、かぐらの湯とお肉で「生まれ清まる」時間を過ごしてもらえたらと思う。
お肉と温泉の組み合わせは、心身の疲れを癒やす最適な方法じゃないだろうか。
焼肉はタンパク質やビタミンB群が豊富で、疲労回復に役立つ。
一緒に食べる野菜とか、キムチとかも健康を増進させる。
温泉に入ると、温熱作用っちゅって血流が増え新陳代謝が促されたり、いろいろいいことがある。
あと、かぐらの湯の一番の効果は「転地効果」かな。
周辺の美しい自然、すがすがしい空気……。

ストレスの多い日常から切り離され遠山郷の環境全体に癒される。
これを医学的には温泉の「総合的生体調整作用」と呼ぶんだって。
オラは「血流を増やす、改善する」ってことが、心と体にいいんじゃないかとふと思う。
霜月祭りもお湯を献じてその場で舞を舞うからすごく血の巡りがよくなる。
だから再生につながる。
その温泉的効果を活かすには赤身肉を食すのがいいかも。
真から強くなりたいヤツは「赤い肉」を喰えってオラのオトウチャはよく言っとった。
赤身肉は、その名の通り、見た 目が赤くて脂肪が少ない。
濃厚な肉の味とコク、低カロリー・ 低脂質・高タンパクの赤身肉。

赤身好きな衆を「アカミニスト」って呼ぶみたいだけど、オラのオトウチャや、
山の肉屋や猟師は、スジや皮 はもちろん、脂の少ない「赤いとこ」を食べるのが常。
筋金入りのアカミニストだと思う。
「血をつくる・増やす・巡らせる」
そんな遠山温泉郷かぐらの湯にぜひおでかけて。


















