「お肉のよもやま話」料理で再発見!お肉の魅力、おいしい秘密 2026年2月号

あたらしい年にお肉の「おいしさ」ってなんだか改めて考えた。
そもそも、食べ物のおいしさって、たくさんの要素が重なってると思うんだけど、
味の基本は5原味っちゅって、甘味・酸味・塩味・苦味・うま味で、
そのほかに、辛味・渋味っちゅーのがあるんだな。
食べ物を口に入れると、舌がまずその味をキャッチ!
鼻で香り、口ん中で歯応えとか感触を感じて、目で形や色、耳で咀嚼音感じる。
こういうのが組み合わさったのが「食味」だけど、
「おいしい」っちゅーのはコレだけじゃなくて、そん時の雰囲気とか、
体調だとか、食習慣とかが、積み重なって、まざって、いい具合になった時に、
こりゃ、うめえな、おいしいなって、満足を得られるんだろうなあ。
お肉のおいしさは、うま味とコクだ。
うま味っちゅーのの主な成分はグルタミン酸・イノシン酸。
コクっちゅーのはまだ解明されてないことが多いらしいけど、
「5原味」のいくつかの要素が絡み合って味覚を刺激するらしいに。
ほいで、うま味っちゅーのは単独で使うんじゃなくて、昆布だしに
含まれるようなグルタミン酸とか、鰹節に含まれるイノシン酸とか、
複数のものを組み合わせるとうま味が強くなるって言われとる。
「うま味の相乗効果」だに。
あとは、お肉の香りと、加熱した時の歯ごたえだな。
肉の香りって、煮たり焼いたりしたときにはっきり出るけど、飼料や、
屠畜後の状態で変化する。
ほいだもんで、肉のうまさって、味覚だけじゃなくて、
うま味とこく、香り、加熱による変化が織りなす総合的な体験だぞう。
オラが「肉らしい味」「肉そのものの味」っちゅった時に、思い浮かべるのは「赤身肉」だ。
脂身が少なくくどくないから、筋肉、ほんとに肉部分を味わうことになる。
ほどよい歯ごたえもいい。高たんぱくで低脂質でヘルシーだ。
肉らしい味わいを思う存分楽しめる赤身鍋は馬鹿鍋だ。
馬肉と鹿肉のダブルミートの滋養強壮鍋は、明治生まれの文豪・内田百閒が
あたらしく生み出したって。
馬肉と鹿肉は低カロリー・低脂質・鉄分豊富で、肉の色合いや特徴も似とる。
ほいだが、鹿肉はより脂肪が少なく、あっさりとした味わいで、
馬肉は鉄分が特に豊富で旨味も強い傾向がある。
赤身肉をおいしく食べるにゃ、「肉本来の旨みを引き立てる、少し
強めの甘辛い味付け」がいいんだけど、
馬肉・鹿肉と、醤油や味噌の深い旨味と香りはすごく相性がいい。

馬肉と鹿肉は、相性の良い味付けや、鍋にした時に合う具材がが同じなんだけど、
脂質と鉄分の多さが若干違う事で、歯ごたえが違ったりして、旨味の相乗効果に幅が出る。
簡単に言っちゃうと旨味倍増なんだな。
そんなわけで、にくにくしいウマさの馬鹿鍋をぜひ味わっちゃってな!




















