「お肉のよもやま話」料理で再発見!お肉の魅力、おいしい秘密 2023年2月号 | 【ジンギスカンと天然ジビエ/肉のスズキヤ】

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「お肉のよもやま話」料理で再発見!お肉の魅力、おいしい秘密 2023年2月号

週刊いな「お肉のよもやま話」2023.2.23
今回は「すき焼き」についてご紹介させて頂きました!

■寿司、天ぷらと並ぶ日本を代表する料理「すき焼き」。
昭和の名曲、坂本九の「上を向いて歩こう」には「SUKIYAKI」という英語タイトルが付けられとる。
すき焼きの発祥や名称の由来は、諸説あって、
江戸時代末期に農夫が仕事中に農具の「鋤(すき)」の金属部分で肉や豆腐を焼いて食べたことに由来とか。
徳川家康が鷹狩りをしていた時、仕留めた鴨をその場で食べたいと、農民から借りた鋤を鍋代わりにして鴨肉を焼いたのが始まりとか。
でも、結局、農機具の「鋤」がスタートだったんだわな。

■「すき焼き」っちゅーと、もうすぐに「牛肉」を思い浮かべる衆が圧倒的だと思うけど、
関西じゃ、魚を用いた「魚すき」「沖すき」っちゅー料理が、牛肉を使った「すき焼き」よりも先に存在しとったんだって。
全国的にみると、食材にゃあ地域性がある。北海道じゃ「豚すき」が一般的。
関西・東海地方にゃ「鶏すき」ってのがある。名古屋じゃ「ひきずり」っちゅーそうだ。
遠山じゃあ、親鶏や兎の肉をつかった鶏すきのことをひきずりって言ったなぁ。
変わったところじゃ、うなぎのすき焼きってのがあるそうだ。
琵琶湖周辺の漁師たちが食べとった料理で「じゅんじゅん」って呼ばれとるんだって。
ほいで、忘れちゃいけない信州じゃ、やっぱ「すき焼き」っちゅーと、馬肉のすき焼き=桜鍋だわな。
 
■1月24日はすき焼きの日。
明治5年1月24日 明治天皇が牛肉を食した日にちなんで、日本の牛肉文化が定着するきっかけとなった日として制定されたみたい。
それ以降「文明開化の象徴」としてすき焼きの前身である牛鍋が大流行!
牛鍋っちゅーのは、結局、猪の「牡丹鍋」、鹿の「紅葉鍋」、馬の「桜鍋」のアレンジだに。
ウチにゃあ、すき焼きのルーツの味を楽しめる
「遠山ジビエ 猪・鹿・馬・鴨 すき焼きセット」っちゅーのがあるで、楽しんでほしいなぁ。

■文明開化っちゅーのは、明治時代の日本に西洋の文明が入ってきて、制度や習慣が大きく変化した現象。
世相風俗がこれまでの封建社会から大きく変わった時期。
コロナや戦争、様々なことが巻き起こる今だって、文明開化的な大きな変化の真っ最中だ。
社会が変化していく時代を強調して「御一新(ごいっしん)」っちゅー呼び方もする。
江戸時代が終わり、すさまじい混乱の中、あたらしいものを生み出していった時代でもある。
ここのところ、お肉界隈でも、牛・豚・鶏肉を「トリプルミート」だなんて呼んで、
ポテトチップスやピザ、カレーなどに 応用している様子をよく見る。トリプル丼なんてのも。
以前はあまりみなかった傾向だ。
 
■「アイデア」って、基本的にはすでにあるものの新しい組み合わせのこと。
オラのところは、多畜種多品種が強みだ。いまある愛しいお肉や商品を組み合わせ、コンビネーションで、あたらしいアイデアや商品を生み出していきたい。
とりあえず、明治生まれの文豪・内田百閒があたらしく生み出した、馬肉と鹿肉のダブルミートすき焼き「馬鹿鍋」でも食べて、馬鹿力を出して、力強く生き抜こうぜぃ。

 

◆馬鹿鍋(ばかなべ)◆

馬鹿鍋セット(馬肉と鹿肉鍋用)2~3人前

春の「桜肉/馬肉」と、秋の「紅葉肉/鹿肉」がいっぺんに楽しめる粋な『馬鹿鍋セット』。
鹿肉がしゃぶしゃぶ・すき焼き用になってリニューアル!
どちらも薄切りなので火入れをするタイミングも同時で簡単!

 

新商品のすき焼きセット

◆遠山流 牛のすき焼きセット◆

 

◆遠山流 馬のすき焼きセット◆

 

 

 

投稿日:   カテゴリ: メディア掲載 告知, ▽ブログ  タグ:   投稿者: 鶏平

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